スパーの荷重試験の方法について
まずは、荷重をかけるオモリを準備します。
スパーにかける荷重は設計など詳しい人に相談して決定します。
例えば、スパーの400 mm毎にオモリをかける。オモリは0.5 G、1.0 G、1.25 G、1.50 Gの荷重を準備する。
砂は数日前の晴れた日に砂浜などからとって、土嚢袋につめておきます。濡れたやつだと、砂が乾く影響で砂の重さが変わる可能性があるので注意。
砂は、それぞれ重さを測って、ビニール袋にいれていきます。
ビニール袋には、事前にオモリをかける場所のリブの番号、何Gのオモリか、何gの砂を入れるかなどを書いておくと楽である。
スパーにはオモリをつるす場所にビニール紐をつけておく。位置がずれないように、ガムテープでしっかり貼っておくとよい。紐の先端には、オモリをかけられるように金属製のカーテンのフックをつけていた。
ここまでは前日までにやっておくとよい。
スパーを載せる脚立におもりなどを固定して動かないようにする。脚立の上には毛布などを固定して、スパーにダメージがないようにする。
スパーはつなげた後に、ガムテープなどでしっかり固定しておく。
スパーは脚立の上に、飛行時と上下を反対にして固定する。
スパーのたわみ量が測定できるように、スパーに紐と軽いオモリと測定の目安になるテープなどをつけておき、オモリをつけていない時点での基準となる高さを測定しておく。
オモリは左右で同時にかける。
オモリをかけてスパーがたわむ。そのためにオモリが地面につきそうになった場合は、左右同時にオモリを外して紐を短くするとよい。
それぞれの荷重をかけ終わった時点でたわみ量を計測しておくとよい。
目標の荷重をかけ終わると荷重試験は終了する。
オモリを外すときも、左右同時にオモリを外していく。
顔が写っている写真は、モザイク加工をさせていただきました。