基準リブ付の方法について
0番スパーと胴体スパーをつなげることで、機体のスパーの角度をだす。基本的に0番スパーのT字部分の取り付け時に設計通りの胴体の取付角度になるように調整しており、角度を測定する箇所も決定している。そのため、0番スパーと胴体スパーをつなげることで、機体のスパーの角度をだすことができる。
0番スパー自体は水平になるように調整する。
乗り込みの取り付け部分にささる棒に板をエポキシ接着剤でくっつける。
この時、棒の接着面にクリスタルテープ(超透明梱包用テープ)を貼っておくと、棒が後々簡単にリユースできる。
棒をさした後に動く場合は、棒にテープを巻いたり、間にマニラ紙などを入れてしっかり動かないようにしておくとよい。
乗り込みにの所にささる板に、その機体の角度が出ている時の水平の線とその水平の角度からリブの取付角分ずらした線の2本の線をひく。線をひくときは水準やレーザー墨出し器などを活用した。
その板に小さい発泡スチロールを発泡用ボンドで貼り付け、糸と重りのついた針をさしておく。
板は後で糸を張ったときにぶつからないようにしておく。
胴体スパーは取り外してよい。
0番スパーのT字の部分には、オモリを載せた小さい脚立などを固定して、スパーが回転しないようにするとよい。
リブに楕円の穴を空けて、リブをスパーに通す。基準リブには、スパーの高さ(リブの前後方向)から、取り付ける高さ分ずらしたところに高さを見る基準となる線をひいておく。
0番スパーは90度回転させる。
場合によっては1番スパーを0番スパーとつなげ、ねじりどめを固定する。
リブをつけるときはスパーが自重でたわんでいないかを注意する。
基準リブの取り付け角は、棒と板につけた取り付け角度分ずらした線と、針と糸を見て確認する。
基準リブの取り付けの高さ(リブの前後方向)はスパーにひいてある線と、基準リブの線で確認する。高さの測り方は、近くに定規を吊るしておいてレーザー墨出し器や水準を使って測定したり、直接定規をあてて測ったりできる。
リブの頭の位置(リブの上下方向)は、馬に糸を張っておいて、すべてのリブがスパーについたときにリブがスパーから飛び出さないように、また直線になるように注意しながら、基準リブを取り付ける。
また、基準リブがスパーに対して直角になって、変な角度でつかないように(あれとかあれに)注意する。
他のリブは、基準リブを参考にしながら、取り付けていく。
顔が写っている写真は、モザイク加工をさせていただきました。