ねじりどめの取り付け方法について
ねじりどめの取り付け方法は通称匠の技とも呼ばれる。
ガラス遷移をほぐしたもの、通称ふわふわにエポキシ接着剤を混ぜて、スパーの接合部分の段差を考慮して、ねじりどめのつける部分の高さがある程度おなじになるように調製して、ねじりどめをおく。ねじりどめの2つの金具のボルトでとめられている部分と、スパーの接合部分が一致するように注意する。
このときねじりどめの穴から、ふわふわの繊維が出てくるようにしておく。これは爪楊枝などを使うと楽である。
ねじりどめのまわりをバブルス(ガラスの粉末とエポキシ接着剤の混合物)でならす。
ならした後は、クリスタルテープ(超透明梱包用テープ)を粘着面と裏向きに巻いておくとよい。
その後、ガラスの紐の先端をエポキシ接着剤で動かないように固定する。その後、ガラスの紐にエポキシ接着剤を塗り、手袋をつけた手などで繊維をほぐしながら固定していく。
スパーの一周分ガラスの紐を塗り終わったら、エポキシ接着剤が硬化するまでクリスタルテープ(超透明梱包用テープ)を粘着面と裏向きに巻いておくとよい。
これで、ねじりどめの固定が終了する。