発泡スチロールブロックのカット方法について
ここでは100×100×500の寸法の発泡ブロックを製作することを想定します。例えば楕円マンドレル(通称:楕円)などを製作するためにカットします。
0. 発泡スチロールの凹凸のある面は、やすりで平らにやする。
1. 基準面を隣接した3面で選ぶ。1000×1000×100の発泡ブロックの場合は、1000×1000の面1つと、1000×100の面2つから選ぶ。基準面は水平な机(ここ重要)の上に、発泡ブロックの面を置いて隙間があるか、ないかで判断する。
この基準面が今後線を引く基準となる。
2. 基準面の隅にわかるように赤丸などを描く。
3. 1000×100の面全てに、1000×1000の基準面から50 mmの高さに直角定規で点を取り、その点を繋いで線を引く。後にカットする線と、カットしない線で色を変えると間違えにくくなる。
この時、机と接する面には基準面を使う。
4. 1000×100の面のうち平行な面2つに、1000×100の基準面から50 mmずつの高さで点を取り、線を引いていく。(楕円の直径によって、50 mmずつより大きくなったり小さくなったりする。)
先ほどと違う1000×100の面のうち平行な面2つに、1000×100の基準面から500 mmの高さで点を取り、線を引く。(楕円の長さで500 mmから250 mmずつなど変わる。)
(ポンチ絵はあくまでイメージなので線の数がおかしいとかツッコまない)
5. 1000×100の面に引いた線を繋いで1000×1000の面に線を引く。
6. カットする線(この図では緑色の線)に合わせて、古くて正しい使い方のできないメーターや直線の部分が出ているアルミの板などを両面テープを使って貼り付ける。それにペンチで持った
熱線を沿わせて発泡ブロックをカットしていく。
カットした面はプラスチックの両面テープでくっつけて、別の線をカットしても良い。
7. 最後にカットした面にも線を引いていく。